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著者からの一言 | 「下町っ子の昭和」著者の一言 | 2010/05/26(水) 20:38 |
「下町っ子の昭和」 あらすじ
「芝で生まれて神田で育つ」とは異なる東京下町南千住で生まれ育った戦中派の昭和六十四年間の記録である。 生い立ちから小学校のころ 腕白とか悪ガキなどと世間は言うが、当の本人達にそんな意識は微塵も無くひたすら遊ぶ。学校ではよき先生、家に帰れば親、兄弟友達、親戚、近隣の人々との濃密な人間関係の中で成長してゆく昭和初期の男の子の日常である。戦中戦後の学徒 戦時下の厳しい統制下、祖国日本を愛し、大東亜共栄圏構想に感動し、勉学に、軍事教練に、勤労動員に励む。東京大空襲を体験する。敗戦による変貌、すさましいまでの欠乏生活の中での勉学と、目覚めゆく自意識の青春である。 社会人 電話―その復興からIT社会の実現へ 戦後の荒廃から復興する電話事業に携わる。「すぐつく電話」「すぐつながる電話」を目標に掲げた時代から、世に出たコンピュータを通信回線でつなぐデータ通信によって情報が広がる今日のIT社会創出に努める。 社会人 通信技術強化のために 電電公社からの初の転職者としてオムロンへ勤務する。メーカにとって重要な要素となりつつあった通信技術を導入強化するため、その開発から販売を通じ、縦社会日本における電電インサイダー企業との関係を痛感することになる。しかし、立派な経営者との交流の中で多くのことを学んだ。企業人としての能力はともかく、今までの人生のすべてをかけた日々であった。
表紙(イラスト:高橋澄夫 題字:高橋昭子)
下町っ子の昭和 高橋澄夫 著
イデア出版局
推薦文
「下町っ子の昭和」に寄せて
家政大学理事長、元早稲田大学総長 清水 司
わが大学時代の級友高橋君の本書を読み、爽やかな感動にひたっている。
神田っ子の私には分りすぎる下町人情、がまんと分別を要する貧乏子沢山の家庭、創造力や社会性が養われる日々の遊び、失敗の経験を前進する力にするための躾けの切り札を発揮した彼の父、知識の楽しさと向上心を惜しみない愛情で伝え続けてくれた恩師、終戦前後における欠乏生活下の青春、戦後の電話復興からIT社会にいたる活動、そして社風の異なる民間企業や大学での専門技術の発揮等々、同じ下町っ子で同じ専門を学んだ私にとり懐かしく又大いに共感したところである。
われわれの子供時代と現代との違いのなかで、今の教育問題を解決する為のヒントが本書によって見出せるに違いない。
イデア出版局
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下町っ子の昭和
書籍データ
書名:下町っ子の昭和
発売予定日:2008年10月25日
著者:高橋澄夫
四六判:192ページ
定価:1260円(本体1200円+税5%)
発行:イデア出版局
〒164-0001 東京都中野区中野5-20-9-301
URL http://www.idea-press.com/
E-Mail idea@idea-press.com
ISBN978-4-900561-61-8 C0095 \1200
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